てぃーだブログ › 結書家 としのツイてる♪日記 › 結書家になるまで・・・遊書家のとき・・・ › 遊書家って・・・ PART2 原点に帰る
~ 県内 毎月通う お月謝 教室 ~
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ~ 遊び描き 結書(ゆいしょ)教室 ~
クセ字を直すのではなく、【伸ばす】お稽古
インテリア書道やデザインハガキを描きたい方におススメ

☆ お稽古日 ☆

火 19時30分~21時30分
木 19時30分~21時30分
木 14時~16時 第4木曜日 
土 14時~16時 第3土曜日 変更有
日 14時~16時 第3日曜日 変更有


 ~ 大人の書の教室 美文字教室 ~

綺麗な字を書けることで自信が持て
人前でも書ける安心感や満足感を得たい方におススメ

☆ お稽古日 ☆
水 ①13時~15時 ②19時~21時


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2008年08月13日

遊書家って・・・ PART2 原点に帰る

以前に書いていた
『遊書家ってなんぞや』っていうシリーズにつながります♪
以前の記事はこちら♪

http://toshi616.ti-da.net/e2205014.html
 『 遊書家ってなんぞや PART1 』




東京に行くと必ず
行く場所があります♪

ここです♪

遊書家って・・・ PART2 原点に帰る

初めて来たのは
大学生の頃。

挫折して筆を持つことを辞めて
2年くらいが経った頃。

バイト帰りのブラリと寄った本屋で出逢いました。

それにとっても感動して
この作品を生で見たい!!

って思ったんですね。

そして、金なし貧乏学生が
バイト代おこずかいをかき集めて
速攻東京へ♪ 笑

今でも無茶したなぁって思いますもの。
けどその時の気持ちは

遠足前の園児のよう・・・笑

飛行機内から 

ドキドキドキドキドキドキ
ワクワクワクワクワクワクワクワク


遠足前の園児のような大学生のトシは
飛行機を降り、電車を乗り継いで
相田みつを美術館の前に着きました。

  『 本当に来ちゃってるよ・・・俺。』

って、一人で思ってました。
チケットを買い、ぶらっと
みつをさんの字を見る。


字を見る。

ぶらっと字を見ていた。

実は、あの頃、書道をしているくせに
他人の書の展示会に行くのは初めてだった。
自分の書が出されていない展示会に行くのは。

  正直なところ、運筆(筆の運び)、点画(筆の置き方)など
俺は上から目線で見ていました。

 『 技術は俺が上だな 』 だなんて。

けど、会場でみつをさんの字に出逢うたび

なんて俺ってちっぽっけな人間なんだろうって。

大学の先生に真似だけしとけって言われて
筆を置いただなんて。

ホントのところは、
その先生のレベルが
あまりにも高くて俺には書けなかったから。

先生の要求する古典臨書の字が書けなかったから。

小学校から高校まで沖縄では
いろんな賞を獲得していたという勝手な自信。

いつの間にか、勝負する字を書いていた俺。
周りに負けたくないっていう
勝手に挑んでいたライバル心。

そして、大学に行って
その威張って伸びた鼻をへし折られた挫折。

周りは書道のエリート生ばかりで
何でも知っているように見えた。
先輩はもっともっと雲の上の存在のように。
俺はただ真似事をしていた書。

書けない。書けない。
そんな凄い字 俺には書けない。
絶対無理。俺の字は恥ずかしいよ。

そうして、筆を置いたんです。

          恥ずかしかったから。


         自分の字なんて・・・って思ってたから。


         自分の字が一番嫌いだったから。


ただそれだけの理由で俺は筆を置いたんです。




けど、みつをさんは
自分の字で自分が書きたい言葉を
思いっきり書いていた。

綺麗な字ではない。

けど、きっと気持ちイイだろうな。そう思った。


そして、会場の最後にあった大きな作品。

 『        道         

   長い人生にはなぁ
   どんなに避けようとしても どうしても通らなければならぬ
   道というものがあるんだな
   
   そんなときはその道を黙って歩く事だな
   愚痴や弱音を吐かないでな
   黙って歩くんだよ ただ黙って
   涙なんか見せちゃダメだぜ

   そしてなぁ そのときなんだよ
   人間としての いのちの根がふかくなるのは 』

ボロボロ泣きました。
涙なんか見せちゃダメだぜって書かれているのに。笑

書いて良いのかな・・・
自分が書きたいように書いて良いのかな・・・

周りに見せなくても
賞を取らなくても
すごいねって言われなくても

自分が書きたいように書けたら
それはそれでいいのかな。


帰ったら
捨てきれなかった筆をもう一度出してみよう

そう思うことができた
相田みつをさんとの出会いだったんです。
それから、自分の書きたいような字がスタートした
俺にとっては大切な時間が合った場所です。

それからは、東京に行く度
必ずここに来て、

今の自分はちゃんと足元を見ているか
鼻は伸びていないか
謙虚に自分の字を見つめる事ができているのか


そして、


自分らしく書いているか


と、言う振り返る時間にしています。

あの日、あの時、
今、考えると必然だったのかなぁって思います。

今の自分があることに感謝♪
そして、支えてくれている周りの方々に感謝♪♪




みなさんに幸せなことが起きますように♪

ブラリと寄った上野公園にて♪
蓮のつぼみがたくさんありました♪
遊書家って・・・ PART2 原点に帰る








わたしの師匠です♪
わたしの師匠です♪(2016-11-11 08:56)


この記事へのコメント
こんにちは、

よかったね。

必要、必然、ベストな状態ですね。

ありがとうございます。
Posted by 宝です~。 at 2008年08月13日 15:27
先日、実家に帰った際に気が付きました。
机の前で今も静かに額に入る文章。
高校時代コシヒロからもらったものです。

あの頃からコシヒロの字は変わっていないなぁって。
ただ、字に出てる味は変わったと思うけど。

「悲しいことがあると感謝するんです、
これでまた人の悲しみがわかるとありがとう」。。。
この文章とこの字に、これまで何度励まされ
前を向いてこれたんだろうとフッと懐かしさと
感謝に一人浸っていました。

気が付けば人生の折り目折り目で、コシヒロの字と
優しさが傍にあったまぁって。
高校時代、留学先での先生方の名前、結婚の時と。

今のコシヒロの字が一番輝いてると思うよ。
正直で生き生きとしてるし、何よりコシヒロ自身
アクが抜けて人生を楽しんでいる事が直接字に出てるしね。

コシヒロ、ありがとね
これからもユタシク
Posted by akiko at 2008年08月13日 21:19
宝さんへ
は~い♪
いつでも必然♪ベストな状態だと想う事が
できます♪
これも宝さんのおかげ♪
いつもありがとうね♪

あぁきぃ~へ
なんて嬉しいコメントしてくれるの。涙
今の字が一番輝いているって
ずっと見てくれてたあぁきぃ~が言ってくれるのは
とっても自信になるよ。
高校のときから今の今まで
俺もあ~きぃに助けられてるよ♪
こちらこそありがとう♪
そしてゆたしく♪

そして、今の今までコシヒロと呼んでくれるのは
あなただけよ♪
Posted by としとしとしとし at 2008年08月14日 10:22
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